カンボジアにある中国大使館は19日、中国人が同国で消息不明になる事案が依然多発しているとして注意を呼び掛けた。中国メディアの央広網が伝えた。
同大使館によると、今月16日、中国とカンボジア両国の共同努力の下、カンボジアで行方不明になっていた中国人が中国国内の国境地域で身柄を確保された。この人物は特殊詐欺に関与するためカンボジアに密入国し、その後、中国に不法に戻っていたという。
同大使館は「現在、カンボジアにおいて中国人の消息不明事案は依然多発している」と述べた上で、カンボジアを訪れる自国民に向け安全意識を高めるよう要請。また、「国境をこっそり越えるのは違法行為。近年、カンボジアで消息不明になったり、死傷したりした中国人の多くは違法な手段で入国している」として合法的なルートでカンボジアに入国することを呼び掛けるとともに、「カンボジアで発生している中国人の身の安全に関わる事案の多くは特殊詐欺と直接関係している」として特殊詐欺の泥沼にはまらないよう訴えた。
同大使館は今後も、カンボジア側に対して特殊詐欺をはじめとする犯罪への取り締まり強化を促していくという。
一方、香港メディアの星島環球は20日、複数の大規模な詐欺拠点が摘発されたことを受け、逃げ出した大勢の中国人が在カンボジア中国大使館に押し寄せて長い列ができていると報じた。(翻訳・編集/野谷)











