近年、中国の果物市場で「第3世代フルーツ(3Gフルーツ)」と呼ばれる新たなカテゴリーが存在感を高めています。その代表格の一つが、果物の「黒いダイヤ」とも称されるブラックベリーです。
ブラックベリーは果皮が薄く傷みやすいため、輸送や保存にコストがかかり、価格が高止まりしやすい果物です。そのため中国国内でも消費はまだ限定的ですが、健康志向の高まりを背景に注目度は上昇しています。
同果実は「第3世代フルーツ」にも分類されます。これは、これまで十分に商業化されてこなかった野生系果実や新開発の高付加価値果実を指し、ブラックベリーのほか、サジーやサネブトナツメ、ラズベリーなどが含まれます。これらは栄養価が高く、機能性食品や健康関連産業との親和性が高い点が特徴です。
特にブラックベリーはアントシアニンを豊富に含み、抗酸化作用への期待から、加工分野での活用が広がっています。冷凍技術の進展により長期保存と広域流通が可能となり、価格や供給の安定化も進みつつあります。今後は流通網の整備と加工需要の拡大を背景に、中国の果物産業における成長分野として存在感を高めていくとみられています。(提供/CRI)











