台湾メディアのETtodayは21日、熊本県阿蘇市で遊覧ヘリコプターが墜落した事故で、台湾人2人の安否が分かっていないと報じた。過去に現地でヘリに乗った人が「恐怖体験」を明かしたことも伝えている。
報道によると、20日午前、遊覧ヘリ1機の行方が分からなくなった。同日午後4時過ぎには、阿蘇山の火口で激しく損傷した機体が発見された。ヘリには60代の男性操縦士、台湾から観光に来ていた40代の男性と30代の女性が乗っていたが、現在のところ安否は確認されていない。
記事はこれまでの情報を基に、「機体はロビンソンR44で、その日は3回目のフライトだった。午前10時52分に離陸し、約10分間、草千里、米塚、阿蘇中岳の火口上空を周遊した後、帰還する予定だった。午前11時4分に乗客のスマートフォンから強い衝撃があったことを知らせる通知があった。その後、運航会社からヘリ1機が帰還しないとの通報があり、航空自衛隊が直ちに捜索・救助活動を開始した」と経緯を説明した。
また、「操縦士は業務経験40年以上のベテランだった。しかし、運航会社は同型のロビンソンR44について、2024年5月に不時着する事態があったことを認めている」とも伝え、専門家の「ロビンソンR44は機体構造が十分に堅固とは言えない。火口周辺では乱気流が発生しやすく、一瞬の不注意でも墜落事故につながりかねない」との見解を紹介した。
さらに記事は、23年に同じ阿蘇山の遊覧ヘリに乗ったという台湾人ネットユーザーが「恐怖体験」を明かしたとも伝えている。それによると、同ユーザーがヘリに乗り、離陸して十数秒後に突然冷たい風を感じて振り返ると、機体のドアが開いていた。











