スペイン政府は1月20日、南部のアダムスで発生した高速鉄道脱線衝突事故に関する調査はいまだ情報収集段階にあると発表しました。鉄道事故調査委員会は現在、列車の運行記録や設備データを収集しており、今後、これらの資料について実験室での分析を行う予定だということです。

政府は「現時点ではいかなる結論も下せない」と強調し、「すべての仮説が調査対象となっている」と示しています。

300人以上の乗客を乗せた、マラガ発首都マドリード行きの高速列車が18日夜、コルドバ県アダムス市付近を走行中に脱線し、隣接する線路に侵入してマドリード発南西部ウェルバ県行きの高速列車と衝突し、後者が脱線するという事故が発生しました。この事故により41人が死亡しました。

一方で、今回の事故調査が依然として政府傘下の機関により行われていることに世論の注目が集まっています。欧州連合(EU)はこれまでにも、スペインに対して、より独立性の高い事故調査体制の構築を求めていました。統計によると、脱線事故はスペインでは3番目に多い鉄道事故の類型となっており、過去10年間で件数が倍増しています。2024年には脱線事故が計22件発生しています。(提供/CRI)

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