2026年1月16日、中国のポータルサイト・捜狐に「『名探偵コナン』のトリビア=ジンが工藤新一を気絶させたのは鉄棒か木棒か?」と題した記事が掲載された。

記事は、「『名探偵コナン』のファンに一つ質問である。

遊園地でジンが工藤新一(くどうしんいち)を殴って気絶させた際、使われたのは鉄の棒だったのか、それとも木の棒だったのか、覚えているだろうか。3秒だけ思い出してほしい。鉄棒だと答えた人、おめでとう、正解である。木棒だと答えた人も、おめでとう、こちらも正解である。なぜなら、作中で工藤新一は鉄棒でも木棒でも殴られているからだ」と述べた。

続けて、「原作漫画および初期のテレビアニメでは、ジンが新一を気絶させたのに使われたのは鉄棒であった。この点は、アニメ内で描かれている棒の色を見れば一目瞭然である。しかし、その後の各劇場版の冒頭シーンでは、ジンの手に持つ棒は木棒へと変更されている。棒の色も、銀色から茶色へと変わっていることが確認できる」と言及した。

さらに、「16年に放送開始20周年を記念して制作されたアニメ『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、ジンの持つ武器は警棒(伸縮式バトン)に変更されている。つまり、作中において新一は、鉄棒、木棒、警棒という3種類の棒で頭を殴られて気絶していることになる。ここでふと疑問が湧く。

鉄棒、木棒、警棒のうち、どれで殴られるのが一番痛いのだろうか」と問いかけた。

また、「ジンの持つ棒が作品ごとに変化している理由は明白である。最初に描かれた鉄棒は、現実的に考えるとあまりにも不自然だからだ。そもそも、まともな人間が日常的に鉄棒を携帯することはない。ジンは善人ではないにせよ、常に両手をポケットに入れている描写が多く、鉄の棒を持ち歩くのは無理がある。そのため、劇場版では鉄の棒が木の棒へと変更されたのだろう」と分析した。

しかし、「とはいえ木の棒を持ち歩くのもやはり不自然である。ジンがたまたま地面から、都合よくバット型の木の棒を拾えるとは考えにくい。そのため、20周年記念アニメでは、より携帯しやすい警棒へと設定が改められた。このような後年の修正は、『名探偵コナン』において決して珍しいものではない」と説明した。

記事は、「たとえば『ピアノソナタ月光殺人事件』を覚えているだろうか。原作漫画では、江戸川(えどがわ)コナンがピアノの中に隠されていた毒物を発見した際、実際に口に含んで確かめる描写があった。

しかしアニメ版では、この行為は『においを嗅ぐ』描写へと変更された。さらに後のリメイク版では『においを嗅ぐ』描写すら削除され、単に目で確認するだけの演出へと改められている。このように見ていくと、作者・青山剛昌氏が作品の細部にまで注意を払っていることがうかがえる。必要とあらば、後からでも修正を加える姿勢を貫いているのである」と論じた。(翻訳・編集/岩田)

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