中国が独自に開発した総重量3万5000トンの重量貨物列車群が1月21日、中国北部の内蒙古自治区で世界初となる自動編成走行を完了しました。7本の5000トン級貨物列車は連結器に頼らず、無線信号だけで協同走行を実現しました。

従来までの重量貨物列車の編成は連結器によって結合され、編成が長いほどけん引と制動が同期しないことにより前後車両が圧迫されたり、連結器が破損し車両が脱線したりするリスクも高まっていました。

中国が3年余りをかけて開発した重量貨物列車自動編成制御システムは、編成内のすべての車両の運行を細分化してコントロールしており、車両の型式や積載状態、発車駅を問わず、随時編成・解除することができます。この技術は、従来の物理的な連結を車両間の通信で置き換え、編成内の各車両はすべて前の車両とほぼ同じ速度を維持することができます。前の車両が加速すれば後の車両も加速し、前の車両がブレーキをかければ後ろの車両もブレーキをかけます。これにより、重量貨物列車の車両間隔はこれまでの4キロから1キロ程度に、時間間隔も従来の10分以上から現在の5分以内に短縮されました。こうした技術を導入することで、重量貨物列車の総合輸送能力が50%以上向上する見込みとのことです。(提供/CRI)

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