2026年1月20日、韓国メディア・ソウル経済は、ドイツの高級スポーツカーブランドのポルシェが世界市場で販売減に直面する一方、韓国市場では大幅な成長を記録したと報じた。

記事によると、ポルシェの25年の世界販売台数(引き渡しベース)は27万9449台で、前年より10.1%減少した。

中国や欧州市場での販売不振が全体を押し下げたという。地域別では、北米が8万6229台で最大市場を維持したものの、欧州(ドイツ除く)は13%減、ドイツ国内も16%減、中国市場では競争激化などを背景に26%減と大きく落ち込んだ。

一方、韓国市場の動きは対照的で、ポルシェコリアは25年に1万746台を販売し、前年より約30%増加。創立以来、年間販売台数が1万台を超えたのは2回目だという。販売構成を見ると、内燃機関車が38%、プラグインハイブリッドが28%、純電気自動車(BEV)が34%と、電動化モデルの比重が高い点が特徴だ。特に、電動スポーツカー「タイカン」は発売以来初の年間2000台を突破し、新型「マカン エレクトリック」も市場に定着。この2モデルで全体販売の約44%を占めた。

記事によると、ポルシェコリアは「韓国市場の需要に合わせたラインアップ拡充やブランド体験の強化、サービスインフラの整備が奏功した」と説明しているという。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「世界では売れていないのに、韓国では逆に伸びるのが不思議」「韓国は体面を気にする文化が強いから」「韓国人はいわゆる『高級車』を自慢するのが好き」「なんでも他人と比べる、見えっ張りの韓国人にはぴったりの、カッコつけ用の車」「韓国ではまだまだ『ポルシェ』というブランドに憧れている人が多い」「同じくらい有名な高級車のフェラーリやランボルギーニに比べたら安いからだろう」などの声が上がった。

また、「不動産や投資市場の影響で、お金を得た人たちの高級車需要が集中している」「世界市場と比べれば韓国の販売台数はまだ少ない」「一時的なブームで、長期的に続くかは分からない」「税金対策で、法人名義で買っている会社が多い」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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