2026年1月23日、大象新聞は、中国のデザイナーズトイ大手「POP MART(ポップマート)」の新鋭キャラクター「星星人(Twinkle)」が、かつての絶対王者「Labubu(ラブブ)」に代わる新たなトップスターとして台頭していると報じた。
記事は、22日夜にオンラインで先行発売された「星星人」の最新作「怦然星動(Heartbeat)」シリーズが、販売開始からわずか数秒で完売したと紹介。
また、この熱狂は中古品市場にも波及しており、通常商品でも定価の50%~80%増、希少モデルに至っては定価の3倍もの高値で転売されるケースが見られると指摘。実店舗でも発売前から多くの顧客が問い合わせに訪れる中、オンラインで発生した「瞬殺」劇はファンの間でさらなる「飢餓感(もっと欲しいという渇望感)」を生んでいることの表れだと評している。
記事はその上で、「星星人」がラブブに続くスターとなった要因について分析し、イラストレーターの大欣(Daxin)氏と阿力(Ali)氏による絵本「夢の島」から誕生した「星星人」が、深い物語性を持っていることに注目。フードを被り頬を赤らめた愛らしい星の子たちが、勇気や愛をテーマにした物語を紡いでいるとし、2024年にポップマートと契約して以来、その温かく癒やされるスタイルがファンの共感を得ることに成功したとの見方を示した。
一方で、長らく市場を牽引してきた「ラブブ」には明らかな退潮の兆しが見えており、昨年末から中古価格が暴落し、「定価割れ」の現象が起きていると紹介。以前は入手困難を極めた人気モデルも容易に購入できる状態にあり希少性が失われたと伝えた。
記事は、デザイナーズトイ市場で起きた主役交代劇について、アナリストからは非合理的な「投資品」から「消費財」へと回帰する調整局面であるとの見方が出ていると指摘。月間生産能力を1000万個から5000万個へと大幅に引き上げたことで希少性が崩れて失敗したラブブに対し、次世代を担う「星星人」が爆発的人気を維持できるかは、ブランドがいかにコンテンツを深掘りし、精緻な希少性管理を継続できるかにかかっていると論じた。(編集・翻訳/川尻)











