トルコでは1月2日、中国人に対するビザ免除政策が発効しました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のトルコ駐在記者がイスタンブールで取材したところ、地元では中国の春節期間中に殺到する観光客に備えて準備をしています。

イスタンブール空港は早くも2020年に、「中国語にやさしい空港」プロジェクトを始めました。空港側は、対中ビザ免除政策の発効に伴い、間もなく訪れる春節(旧正月、2026年は2月17日)に伴う旅客到来のピークに対応するために、中国語を使えるサービススタッフを増やし、通関や荷物の引き取りなどの重要な段階で中国人観光客の手助けをし、スムーズな入国を確保する計画です。

数千店の店舗が集まるイスタンブールで最も有名な観光スポットの一つであるグランド・バザールを訪れた記者は、ここの店では中国人観光客の好みに合った商品がそろっているだけでなく、店主らが中国語の勉強に努力していることに気づきました。また、中国人観光客の買い物の利便性を高めるために、多くの業者が決済方法の改良を検討し、モバイル決済の普及が加速しています。

観光業はトルコを支える産業の一つで、GDPへの貢献率は10%を超えています。トルコがこの時期に対中ビザ免除を導入した背後にある「経済の論理」は明確であり、業界関係者は、ビザ免除実施初年に中国人観光客数が100万人を突破する見込みと強気に見積もっています。ビーチリゾートを好む伝統的な欧州からの観光客とは異なり、中国人観光客は文化体験、観光、特色あるショッピングを好む傾向があります。このような高付加価値消費モデルは、サービス貿易の輸出増加が急務であるトルコ経済にとって、即効性のある「強心剤」であることは間違いありません。(提供/CRI)

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