中国当局が春節(旧正月)の連休期間に日本への渡航を避けるよう改めて呼び掛けたことに対し、中国のSNS上では皮肉たっぷりのコメントが寄せられている。

中国外交部は26日、「最近、日本社会の治安が不安定化しており、中国国民を標的とした違法・犯罪事件が多発している」「一部地域では地震が相次いで発生して負傷者も出ている」などとし、日本にいる中国国民は「深刻な安全上の脅威」に直面していると主張した。

その上で、「中国外交部および在日中国大使館・総領事館は中国国民に対し、当面日本への渡航を避けるよう注意を呼び掛ける」としたほか、日本に滞在している中国国民に対しては「安全防范意識を高め、自己防衛を強化」するよう呼び掛けた。

しかし、中国のSNS・微博(ウェイボー)で24万のフォロワーを持つブロガーは「春節に日本で地震? そんなことも分かるのか?」とこの注意喚起をやゆ。他のネットユーザーからも「地震予測という1000年未解決の難題が解決されたな」と皮肉るようなコメントが寄せられた。

また、「(呼び掛けているのは)行く人が多すぎるからかな?」「いつも『あなたのためを思って』という名目で、卑劣な行為をしている」「日本の治安が良いかどうか、日本の海産物が食べられるかどうかは、一体何によって決まってるんだか(笑)」「そんなこと言うならいっそ渡航禁止にしては?」といった声も上がっている。

このほか、「カンボジアは注意喚起しないのかよ」「行ってはいけない理由は? データを示せ。なぜカンボジアやミャンマーについてはだんまりなんだ?」「ミャンマーやカンボジアがおすすめってことね」「カンボジアやロシアに行けってことか?」など、治安への懸念がある多国を引き合いに出すコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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