中国の自動車メディア、蓋世汽車は28日、南アフリカが中国とインドからの自動車に最大50%の関税を課すことを検討していると報じた。

米ブルームバーグの報道として伝えたところによると、南アフリカのこの動きは自国の自動車産業を輸入急増から守るためのもので、同国の貿易産業競争省は輸入抑制策を検討するための内部評価を実施している。

同国の政策立案者は輸入急増により国内の自動車製造業が弱体化していると述べている。

南アフリカ国際貿易管理委員会(ITAC)のアヤボンガ・カウェ委員は27日、議員らに対し、検討している案の一つは輸入関税率を世界貿易機関(WTO)の最恵国待遇の拘束に沿わせるために国内の税則を改正することだと語った。同委員によると、完成車に対するWTOの拘束関税は50%だが、南アフリカが課しているのは約20%で、部品についての関税は原産国に応じて10%から12%の範囲で調整される。

南アフリカの2024年の自動車輸入総数のうち、中国は53%、インドは22%を占めている。過去4年間で中国からの自動車輸入は368%、インドからは135%それぞれ増加した。競争はエントリーレベルの市場で最も激しく、低価格の輸入車が南アフリカの現地メーカーの利益率を圧迫している。(翻訳・編集/柳川)

編集部おすすめ