中国で犯罪組織「明(ミン)家」の幹部ら11人の死刑が執行された。中国国営の中央テレビ(CCTV)が29日に報じた。

報道によると、明家は「明」の一族が率いる組織で、2015年以降、中国・雲南省と隣接するミャンマーのシャン州コーカン地区を拠点に特殊詐欺や賭博場の運営などを行い、関連した資金は100億元(約2200億円)に上るとされる。別の犯罪グループと結託して行った詐欺をめぐり、逃亡した人らを襲うなどして14人が死亡、複数人が負傷した。

浙江省温州市中級人民法院は昨年9月29日、故意殺人罪、故意傷害罪、違法拘禁罪、詐欺罪、賭博場開設罪など10以上の罪で明国平(ミン・グオピン)、明珍珍(ミン・ジェンジェン)ら11人の被告に死刑および付加刑を言い渡した。被告側は判決を不服として控訴したが、浙江省高級人民法院は同年11月25日に控訴を棄却。最高人民法院による審査を経て、死刑判決が確定した。

浙江省温州市中級人民法院は1月29日、最高人民法院の裁定書および死刑執行命令に基づき、11人に対する死刑を執行した。(翻訳・編集/北田)

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