英国のロンドンに本部を置く、金関連産業の市場開発を目的とする非営利団体のワールド・ゴールド・カウンシルは、1月29日に発表した2025年の「世界金需要トレンド報告書」で、2025年には金の総需要が過去最高の5002トンに達したことを明らかにしました。地政学上の緊張と世界経済の不確実性が金への投資需要を大幅に押し上げ、2025年の金需要総額は5550億ドル(約85兆2000億円)に達しました。
2025年には世界の金投資需要が2175トンという節目の水準まで上昇し、年間の総需要が史上最高を更新する主たる推進力になりました。世界的規模で見るとリスク回避と資産分散を求める投資家が金ETF(金価格連動型上場投資信託)に殺到し、金ETFが保有する金は通年で801トンの純増でした。現物の金投資需要も堅調を維持し、世界の金地金と金貨の需要は1374トンで、金額は1540億米ドル(約22兆3000億円)に達しました。
2025年には金価格が過去最高値を更新し続けたために、金装飾品需要が前年比で18%減少しました。一方で、売上高は18%増加して1720億ドル(約26兆4000億円)に達しました。このことにより、金製装飾品の消費者にとっての長期的な魅力が改めて浮き彫りになりました。(提供/CRI)











