中国メディアの中華網は29日、「金や銀価格の高騰を受け、『投資用の銅の延べ棒』が爆売れしている」というセルフメディアの記事を紹介した。
記事によると、最近、れんがほどの大きさの純度999.9の銅の延べ棒が「最もファンタジックな投資対象」として注目を集めている。
こうした投資方法を「荒唐無稽」と見る人もいるが、実際に購入する人が少なくないといい、記事は「銀のように銅は次のダークホースになる」と期待したある女性が約1万元(約22万円)で銅の延べ棒30キロを購入したことも伝えた。また、アンケートでは銅投資に対する賛成と反対の割合はほぼ1対1だという。
記事によると、ネット上では銅の純度も競争ポイントになっている。娯楽感覚で買う人もいれば、箱買いする人もいて、広東省深セン市の水貝市場では20日足らずで1000本以上を販売。その後市場管理側が販売を禁止し、一部で「値上がりの前兆」と受け止められたことで逆に買いだめが進んだ。一方、通販サイトでも「投資用の銅の延べ棒」は好調な売れ行きを見せ、一部の店舗は大口顧客のための専用リンクまで設けている。
ただ、記事は「実際のところ、銅1グラム当たり1元(約22円)の値上がりは1トン当たり100万元(約2200万円)の値上がりが必要なことに相当し、ほぼ非現実的だ」としたほか、「銅の延べ棒の販売価格は市場価格より割高で、成熟した回収ルートもなく、現金化が難しいという問題がある」「銅は酸化して見た目が悪くなる」などとも指摘した。(翻訳・編集/野谷)











