2026年1月31日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の薬局を利用する外国人観光客が増えている」と伝えた。

外国人に人気のソウルの繁華街、明洞(ミョンドン)にある薬局は多くの外国人でにぎわっており、とりわけ中国人、日本人が多いという。

多くの店舗が「TAX FREE(付加価値税還付)」「TAX REFUND(国内税還付代行)」に対応しており、目立ように表示されている。大規模店舗にはTAX REFUNDの機械も設置されている。通訳が常駐している店も多いという。

外国人の医療消費における薬局利用の割合も拡大している。韓国観光データラボによると、外国人医療消費件数に占める薬局利用の割合は、21年の38%から昨年は59.%まで増えており、美容皮膚科利用(22%)を上回った。

薬局で一度に30万~40万ウォン(約3万2000~4万3000円)を使う観光客もいるという。ある薬剤師は「普通は5万~10万ウォン程度の購入だが、1日に1~2人は30万~40万ウォン分購入する観光客もいる。また、一つの製品を10個ずつ購入する人もいる」と話す。

外国人観光客がSNSなどで見た製品を購入しに来るケースも多いという「90%が目当ての物を指名買いしている。残りの10%は旅先で急に薬が必要になったケースだ」「海外のSNSで紹介された製品が一番よく売れる」と薬剤師たちは話している。

遅い時間まで買い物をする外国人を狙って、夜遅くまで営業している薬局も多い。地下鉄・乙支路入口駅から明洞駅までのエリアにある40軒の薬局のうち、閉店時間が午後9~11時という薬局は23軒に達した。

午前0時30分まで営業する所もある。

専門家は、外国人観光客の間で明洞の薬局がショッピングスポットとして注目されていることは「国の地位が上がったことと関係がある」と評しているという。

漢陽大学観光学部のキム・ナムジョ教授は「韓国人が日本に旅行した時にドン・キホーテで薬を購入するように、外国人は韓国で薬を購入している」「薬は安全性が保証された信頼できるものでなければ購入されないが、韓国も信頼できるイメージの国となったので、薬を購入する外国人が増えているのでは」と分析している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「たくさん売れるのはいいことだ」「外貨がたくさん入ってくるならいいよね」「需要が高まって、供給価格がつり上がる可能性もある。そのつり上がった値段で韓国人も薬を買わないといけない。いいことばかりじゃないよ」「韓国人は日本で医薬品ショッピング、日本人は韓国で医薬品ショッピングか」「韓国の認知度がどんどん上がって、全国民が豊かに暮らす国になるといい」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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