中国・江蘇省塩城市で建設中の橋が崩落し、これまでに2人が死亡、3人が行方不明になっている。

中国国営の中央テレビ(CCTV)などによると、事故があったのは2日午後5時46分ごろ。中国鉄建十二局が施工を請け負う月港大橋の建設中にアーチ梁(はり)が崩落した。この事故で2人が重傷を負って病院に搬送されたが、共に死亡が確認された。このほかに3人が行方不明となっている。

月港大橋は人工水路である連申線にかけられた橋で、ほかに建設中の周集大橋、大通大橋と共に、今年9月までに開通する予定だった。今回の事故により周辺水域が一時封鎖され、行方不明者の捜索と事故原因の調査が行われている。

地元メディアは昨年11月25日付の報道で、「月港大橋は建設の進捗が比較的早く、長さ95メートルの中央径間はほぼ完成しており、近くアーチ梁のつり上げ作業を実施する計画だ」と伝えていた。

中国のネットユーザーからは「旧正月が近いというのに重大な事故が起きてしまったのは悲しい。事故原因を究明して、責任者に厳罰を」「中国鉄建第十二局という大手企業であれば、本来は安全基準も非常に厳格なはず。工期を急いだのか、あるいは設計上の問題があったのか」「この工事、下請けに下請けを重ねて違法な工事丸投げが行われていたのではないか。今は工事単価は極端に低く抑えられ、競争も非常に激しい。利益を出そうとすれば、結局は…」「全国すべての建設中、およびすでに建設済みの橋を全面的に検査してほしい」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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