2026年2月3日、韓国メディア・アイニュース24は、韓国を訪問する中国人観光客が急増しており、中国最大の連休である春節(26年は2月15日~2月23日)期間中には、最大で25万人規模の中国人観光客が韓国を訪れる見通しだと報じた。

記事によると、在中国韓国大使館の集計で、昨年11月から今年1月までの中国国内における韓国行きビザの申請件数は33万613件に達し、前年同期比で34.0%増加した。

1年前の同時期はビザ申請件数が前年より減少していたことから、今回の伸びは際立っているという。

このうち観光目的のビザ申請は28万3211件で、前年同期比45.1%増と大幅に拡大。年間ベースで見ても、中国人の訪韓者数は23年の約221万人、24年の約488万人に続き、25年には約579万人まで増加している。

記事は、中国人観光客増加の背景として、韓国政府が昨年9月末から3人以上の中国人団体観光客に対し、期間限定でノービザ入国を認めたことに加え、個人観光の需要も同時に拡大している点を挙げた。また、最近の日中関係の緊張を受け、日本ではなく韓国を旅行先として選択する中国人が増えていることも、訪韓需要を押し上げる要因になっていると分析している。

こうした流れの中、今月15日から23日まで続く春節連休の期間中に韓国を訪れる中国人観光客は、23万~25万人に達すると予測されている。中国の旅行市場調査機関「チャイナ・トレーディング・デスク」は、「前年の春節連休と比べて最大52%増となる規模であり、中国人の海外旅行先として、韓国が初めて日本を抜く可能性もある」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーからは「ノービザや日中関係の影響がここまで大きいとは」「25万人も来て、ホテルなどは足りるのか」「観光地がさらに混雑して、物価も上がるだろう」「観光業界は助かるだろうが、韓国人が普通に遊びに行くには困る」「中国人観光客への依存が強まりそう」「それぞれの店任せではなく、政府や自治体でも観光客対策を強化してほしい」などの声が上がった。

また、「韓国でお金を使って帰ってくれるならありがたい」「来るのはいいが、韓国でトラブルを起こさず帰ってほしい」「施設をきれいに使ってほしい」「マナーについて学んでから来て」といった声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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