今年の中国「春運」期間(旧正月の帰省ラッシュ、2月2日~3月13日)に、1元(約22円)の列車切符が現れました。

あるネットユーザーが先ごろ中国中部の江西省南昌市内から南昌市南昌県向塘鎮までの乗車券を公開しました。

運賃はわずか1元でした。同じく中国中部の湖北省武漢市から東部浙江省温州市までの全行程14.5時間の普通列車乗車券はわずか23.5元(約517円)でした。ネットユーザーが中国鉄道切符購入アプリ「12306」を調べたところ、確かにこうした「格安切符」が多数存在することが明らかになりました。例えば、江西省九江市-上海市松江区間の快速列車K1187では、南昌-向塘1元、九江-南昌3.5元(約77円)、南昌-鷹潭区間4.5元(約99円)、春運期間中に湖北省武昌-浙江省温州区間で運行される臨時旅客列車K4505は、武昌-九江7.5元(約165円)となっています。ネットユーザーは同じ区間の高速鉄道運賃100元(約2200円)と比較し、「安すぎる、システムバグか」と驚いています。

これに対し、中国鉄道12306のスタッフは、運賃は確かなものだと説明しています。これは鉄道部門が路線の運営状況に応じて実施する柔軟な割引政策で、輸送効率と公益性に配慮したものだと明らかにしました。中国鉄道は今年の春運期間中に低運賃列車のほか、「公益性普通列車」も継続して複数運行しています。列車番号6025を例にとると、湖北省内の麻城-黄州は8.5元(約187円)、黄州-〇(さんずいに希)水間は5元(約110円)と、バスの運賃で列車に乗ることができます。

鉄道部門によると、「超低価格運賃」は短距離旅客や沿線住民に便利な移動選択肢を提供するだけでなく、ピーク時の分散が可能で、春運期間中に逼迫(ひっぱく)する高速鉄道の輸送力を緩和することができるとのことです。これに対し、ネットユーザーからは、「春運中の公益普通列車は非常に人間味があり、中国の質の高い発展の温かい一面を示している」との声が寄せられ、「いいね」が続々と集まりました。(提供/CRI)

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