広東省の広州白雲国際空港では、春節(旧正月、今年は2月17日)ムードを高めようと、空港スタッフが漢服を着て旅客を出迎え、中国のソーシャルメディアで話題を集めている。投稿された動画を見ると、空港スタッフはいずれも漢服を着ており、多くの旅客が足を止めて記念写真を撮影している。
1月31日に始まったこのキャンペーンは主に第2ターミナルビルで実施されている。セキュリティーチェックやパトロールを担当するスタッフが、宋代の宮中警備にあたった兵士が着ていた漢服を着ている。歴史を感じさせる伝統的な衣装と近代的な空港が競演し、春節に合わせて帰省する旅客などを思わずほっこりさせる光景が広がっている。
ある旅客はソーシャルメディアに動画を投稿し、「広州空港のこのキャンペーンは最高。タイムスリップしたような気分になる!」としている。また、多くの旅客が、「漢服とセキュリティーチェックを組み合わせるというのは斬新で、文化的奥深さのあるアイデア。外国人旅客も中華伝統文化の魅力を感じることができる」との声を寄せた。
同空港の微信(WeChat)公式アカウント「白雲機場発布」の情報によると、この漢服は宋代の格式に厳密に沿ってデザインされている。女性保安スタッフのピンクの牡丹の花をモチーフにした髪飾りには豊かさや幸運を願う思いが込められており、細部に至るまで春節を祝うムードを高めている。その他、スタッフは両手を胸の前で重ね合わせる宋代のあいさつや宋代風のフレーズで接客案内を行っており、旅客がセキュリティーチェックを受けながら、没入型で中国の文化を体験できるようにしている。
このキャンペーンは、白雲国際空港が伝統文化と近代的なサービスを融合させる試みとなっており、旅客の移動体験を向上させ、楽しく旅行したいという多くの人の期待に応えることを目的としている。











