中国メディアの毎日経済新聞は4日、任天堂の株価が大幅に急落したと報じた。

記事は、「日本の株式市場で大手ゲーム会社の任天堂の株価が急落し、取引中の下落率は一時12%を超え、18カ月ぶりの下落幅となった。

終値でも下落率は約11%に達し、時価総額は1日で1兆4400億円減少したことになる」と伝えた。

その上で、「このほど発表された決算では、2025年第4四半期の売上高は8063億円で前年同期比86%増となったが、市場予想の8477億円を下回った。営業利益は1552億円で前年同期比23.1%増だったものの、こちらも市場予想の1807億円を下回った」と説明した。

また、Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)の米国での販売価格は449.99ドル(約7万円)で日本国内版の価格49980円を大きく上回っていると指摘。市場では「米国のインフレを考慮した価格設定」と受け止められている一方、高価格が販売に与える影響を懸念する見方もあり、今回の決算数値と合わせて投資家心理を冷やす要因になったとの見方を示した。

中国のネットユーザーからは「ポケモンが足を引っ張ったな」「ひと言。自業自得だ!」「ポケモンのイベントをわざわざあんなところで開催するからだ」「ポケモンが中国を侮辱したからだ。ざまあみろ」「任天堂の態度は傲慢。ポケモン事件は中国人の気持ちを傷付けた」など、最近の騒動と結び付けるコメントが多かった。

任天堂をめぐっては、靖国神社でのポケットモンスターのイベントが物議を醸した問題で、中国国内で批判の矛先が向けられていた。

一方で、「こんなに業績良いのに株価落ちるの?」「任天堂はWii(ウィー)とニンテンドーDSで成功して以来、ますますケチになった。質の悪いものを高値で売ろうとばかりしている」「スイッチ2はこれまでのような革新性に欠け、全体としてはスイッチの強化版にすぎない。

日本版と国際版で価格差を設けている点は、金の取り方が露骨。また、スイッチ2には話題性の高い新作ゲームが不足している」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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