2026年2月5日、中国のポータルサイト・捜狐に、なぜ今の子どもから学校の怪談を聞かなくなったのかを考察した記事が掲載された。
記事は、「子どもの頃、『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』で、トイレの花子さんや夜中の音楽室で勝手に鳴るピアノ、動く人体模型など、学校の怪談がよく題材として使われていたことを覚えている人も多いだろう。ましてや『地獄先生ぬ~べ~』に至っては、ほぼ一世代分の『トラウマ製造機』と言っても過言ではなかった。ところが最近、日本のライトノベル作家・甲田学人氏が『子どもから学校の怪談らしきものはついぞ聞かない』と投稿し、話題となった」と紹介した。
その上で、「これに対し、平成最初期生まれのネットユーザーが自身の体験を振り返り、幼稚園の頃にはよく『トイレから血まみれの手が出てくる』といった怪談話があり、小学校低学年までは耳にしていたとつづった。しかし『ポケットモンスター』が登場して以降、話題は一気にポケモン一色になり、この時に怪談話の多くが失伝、断絶したのかもしれないと述べた」とした。
そして、「この説には『なるほど』と納得する声がある一方で『ポケモンのせいにするのは違う』という反論意見もあった。実際、多くのネットユーザーが自身の体験を語る中『自分は怪談本も地獄先生ぬ~べ~も大好きだったが、クラスメートはみんなピカチュウやリザードン、ミュウの捕まえ方の話ばかりしていた』という証言もある」と説明した。
また、「別の重要な要因として『旧校舎が消えたこと』を挙げる声もあった。1990年代以降、多くの学校が改修や建て替えを行ったため、かつて暗く湿っていたトイレは、明るい洋式の個室へと変わり、薄暗い廊下、木造の階段、きしむ音を立てる音楽室も、次々と姿を消していった。つまり、幽霊が出そうな環境そのものが取り壊され、怪談もまた生まれようがなくなったというわけだ」と論じた。
その上で、「今、改めて『金田一少年の事件簿』を振り返ってみても、旧校舎などの老朽化した施設を舞台にしたエピソードが頻繁に使われていたことに気づく。一方で、先の指摘も的を射ている。学校の怪談とは、本来、書物に残るものではなく、子ども同士が口伝えで語り合い、脅かし合うものだからだ。しかし、その会話の場が『ポケットモンスター』のような国民的作品の話題で埋め尽くされれば、怪談話の伝播ルートは断ち切られてしまう」と言及した。
さらに、「もちろん『ポケットモンスター』登場直後の数年間は、学校の怪談というジャンル自体もまだ一定の人気を保っていた。突然消えたというよりも、より強力な大衆文化に徐々に置き換えられていったと表現する方が近いだろう。これは単一の原因ではなく複合的な要因の結果である。ホラー題材の大衆娯楽における人気低下、校舎の改修による環境変化、『幽霊が出そうな場所』の消失、そして国民的作品が子どもたちの共通話題を占拠し、さらには都市伝説の拡散経路がインターネットに引き継がれたことが重なった結果なのだ」と考察した。
そして、「そのため、今の子どもたちは学校の怪談を語らなくなったかもしれないが、代わりに『ゲーム内の不気味な隠し要素』や『今年流行のネットミーム』をグループチャットで共有している。もしかすると、私たちが懐かしんでいるのは怪談そのものではなく、アルゴリズムによる推薦もなく、クラスメート同士がひそひそと語り合うことで成立していた、あの時代そのものなのかもしれない」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
平成最初期の生まれですが、幼稚園ではよく「トイレから血塗れの手が出てくる」といった様な怪談話がありました。
— Loddfafnir@小説家になろう (@wiihaz) January 19, 2026
小学校低学年まではあったと思います。
流れが変わったのはゲーム「ポケットモンスター」が出てからですね。
この話しかしなくなりました。
このときに怪談の多くが失伝、断絶したのかも











