2026年2月6日、韓国メディア・マネートゥデイは、半導体大手のSKハイニックスが過去最大規模の成果給ボーナスを支給し、「会社員が医師以上に稼ぐ時代が現実になった」と報じた。

記事によると、SKハイニックスは5日、従業員に対し超過利益分配金(PS)を支給した。

支給率は基本給の2964%で、年収の約1.5倍に相当する額となる。例えば年収約1億ウォン(約1000万円)の課長クラスの社員の場合、年間総収入は約2億5000万ウォン(約2600万円)に達する計算になるという。

同社は昨年、営業利益の10%を成果給の財源とし、支給上限を撤廃した。今年の営業利益予想はさらに拡大する見込みであるため、来年の成果給は一部社員で数億ウォン(数千万円)規模に達する可能性もあるとされている。そうなった場合、韓国国内の医師の平均年収を上回る水準となる。こうした状況を受け、金融機関や高級車ディーラーなどがSKハイニックス社員向けの資産運用セミナーや特別販売を相次いで実施するなど、関連業界にも波及効果が広がっているという。

記事は、現在の半導体スーパーサイクル(好況)とこうした「ハイニックス効果」が、これまで韓国社会で続いてきた「医学部(医師)への人材集中」に変化をもたらす可能性があるとも指摘。AI(人工知能)時代の到来とともに、半導体や先端技術分野の価値が再評価され、理工系学部進学への関心も高まっているとの見方を紹介している。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「ついに会社員が医師を超える時代が来た」「医学部への人材の集中は深刻だったから、良い傾向だ」「理工系に進む価値がはっきり見えるようになった」「優秀な人材が海外に流出するのを防ぐきっかけになるかもしれない」「こうした努力すれば報われる企業が増えるべきだ」「今はサムスンよりSKが魅力的」といった声が上がった。

一方で、「これは半導体バブルが続く間だけでは?」「それでも医師は安定性がある」「一部企業だけが潤って格差が広がるのでは」「こうした給与をもらえるのはSK内でも一部だけだろう」「そもそも社員に還元しようとする企業が極端に少ないのが問題」などの意見も見られた。(翻訳・編集/樋口)

編集部おすすめ