中国南部の広東省では最近、「直系親族100元(約2300円)、傍系親族50元、従兄弟20元、親族10元、隣人5元、賽銭2元」と記されたお年玉金額の参考図が、携帯電話アプリのメッセンジャーであるウィーチャット(WeChat)や抖音(中国国内版のティックトック)、微博(ミニブログ)などのSNSで話題になっています。多くのセルフメディアがこの「民間基準」を巡って解読を始め、関連トピックがネット上で瞬く間に注目を集め、うま年の春節(旧正月、2026年は2月17日)の民俗風習に関する論議になっています。
もちろん、このお年玉金額の等級は政府などが定めた規則ではなく、広東省のネットユーザーが、珠江デルタ地域や広東省の東部、西部、北部での長年のお年玉の習慣をもとに自らまとめた民間の金額参考です。
ネットユーザーの意見は主に以下の三つに分けられています。
まず、他省のユーザーからは、「高額なお年玉が春節期間中の人間関係の大きな負担になっている。広東スタイルは『面子による強制』から解放され、年始回りを気楽なものにしてくれる」と、うらやましいと評価されています。
広東省の地元の人々は伝統を擁護し、「お年玉は金額ではなく気持ちが大事。受け取ったお年玉を入れる祝儀袋の枚数こそが金額より年越しの雰囲気を盛り上げる」として、お年玉の金額競争を自発的に拒否しています。
さらに、広東に移住してきた「新広東人」は、こうした文化の包容力を高く評価し、「少額のお年玉は地域間の社交的ハードルを大幅に下げ、他郷から来た人も気軽に春節の儀礼的な雰囲気に参加できる」と称賛しています。
どの立場を取るユーザーも、「自分の経済状況に応じて、気持ちを大切にすることが何より」という原則には共感しており、このことについての意見の対立は見られません。(提供/CRI)











