中国の高速鉄道車内で「席なし券」で乗車していた客が「静音車両」から追い出されたと不満を訴え、物議を醸している。中国メディアの極目新聞が8日に伝えた。
中国の高速鉄道には原則立ち乗りとなる「席なし券」があるが、先日、あるユーザーがこの「席なし券」で乗車し、車両が混雑していたために「静音車両」に移って立っていたところ、乗務員がやってきて「席なしのお客様は静音車両にとどまることはできません」と言われて追い出されたという。同ユーザーは「まったく声も出していないのに」と不満を述べた。
中国の鉄道サービス12306の担当者は「切符を購入する際にはどの車両の『席なし券』かが明記されている(乗る車両が指定されている)。静音車両では『席なし券』は販売していない」と説明する一方、「『席なし券』の乗客が静音車両に行かないよう呼び掛けているが、強制的な規定はないため、現場の状況に基づいて判断される」とも述べた。
これについて、中国のネットユーザーからは「『席なし券』は席はないけど車両は固定されている」「『席なし券』だって車両番号は印字されてる。好きなところに行けるわけじゃない。まったく、おかしな人間もいるもんだ」「なぜビジネスクラスの車両に行かないんだ?静音車両なら行けると思ったのか?」「自分が割り当てられた車両にいないといけない。ルールがなければみんなが好き勝手に行動することになる」「静音車両がもっと増えてほしい。できれば静音列車にしてほしい」といった声が上がった。
また、あるユーザーは「数日前に静音車両に乗ったが、後方に4~5人の子どもを連れた家族がいて、天地がひっくり返るほどの騒がしさだった。さすがに我慢できなくなり、斜め後ろにいた保護者のおばあさんに『ここは静音車両ですよ』って伝たら、何を言っているのか分からないかのようなけげんな表情でこっちを見るだけだった。その後、ようやく乗務員が注意しに来たけど、それまではなぜ注意してくれなかったのか」と書き込んだ。
このほか、「年越し(春節)の時期は静音車両を設定すべきじゃない」「春運(春節の帰省ラッシュ)の時期は混み合うことが分かってるんだから静音車両はなしにすべき」といった意見も見られた。(翻訳・編集/北田)











