2026年2月9日、台湾メディアのETtoday新聞雲は、3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、米スポーツメディア「ジ・アスレチック(The Athletic)」が発表した主要国の戦力分析について報じた。

記事はまず、「歴代最強」との呼び声高い米国代表に焦点を当てた。

打線については、ヤンキースのアーロン・ジャッジを核とし、キャル・ローリーやブライス・ハーパー、カイル・シュワバーといった長距離砲に加え、ガンナー・ヘンダーソンら新世代のスターを融合させた布陣であると紹介した。

そして、投手陣もポール・スキーンズやタリク・スクーバルらサイ・ヤング賞クラスが集結しており、単なるスターの寄せ集めではない「機能分担が明確な真の野球チーム」であると評価。昨季引退したクレイトン・カーショーがロングリリーフを務めることで、投手起用の柔軟性と安定性がさらに高まったとしている。

次に、ドミニカ共和国の総合戦力について言及。フェルナンド・タティス・ジュニアやフアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア、マニー・マチャドら、ほぼ全員が大リーグのトップ選手で構成されているとし、紙面上の戦力を評価する限り同国は米国に次ぐ存在で、総合的なポテンシャルでは前回王者の日本を「わずかに上回る」と評したことを伝えた。

その上で、今大会の形式や組み合わせが優勝を左右する大きな要因になるとも予測。ドミニカ共和国やベネズエラが属するD組の勝ち上がりチームが、準々決勝の段階で日本と当たる可能性に触れ、場合によってはベスト4進出のハードルが上がることになると分析した。

記事はさらに、強豪が顔をそろえる上、日程がタイトなWBCの舞台では紙面上の戦力が必ずしも完全に発揮されるとは限らないとも指摘。特に短期決戦においては、個々の実力だけでなく、現場の采配や投手の起用法などが最終的な勝負の行方を大きく左右すると論じた。(編集・翻訳/川尻)

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