甘粛省博物館のグッズデザインチームはこのほど、間もなく訪れる旧暦の午年を迎えるため、同博物館の至宝とされる青銅器の文化財「銅奔馬」をモチーフに一連の新しい文化クリエーティブグッズを打ち出した。
同博物館のミュージアムショップ・芸術生活館に足を踏み入れると、金色の元宝(古代の通貨)を背負った午年限定の馬の縫いぐるみ、デニムの服を着た西部劇風の馬の縫いぐるみ、金色の元宝を捧げ持つ馬上財神の置物など、さまざまな馬モチーフのグッズがずらりと並び、訪れた人が足を止めていた。
馬グッズを買いに来たという観光客に話を聞くと、「午年に馬グッズを買って、お祝いムードを盛り上げたい」とのことだった。
甘粛省博物館が1月26日に「馬モチーフ」シリーズのグッズを打ち出すと、若い消費者の間で話題となり、好調な売り上げが続いている。発売から1週間で、ECプラットフォームの旗艦店での関連商品売上件数は1000件に迫った。
甘粛省定西市通渭県では「通渭刺繍」が市級無形文化遺産に指定されている。その代表的継承者である雷碧霞(レイ・ビーシア)さんは自分の刺繍作品について、「伝統的な刺繍技術を使って駿馬のイメージを形にした。枠の中の馬は一針ずつ刺繍したもので、手工芸品としてインテリアにしてもいいし、コレクションして鑑賞してもいい」と話す。
雷さんの工房からそう遠くない場所にある永軒工作室というアトリエを訪ねると、90後(1990年代生まれ)の廉傑(リエン・ジエ)さんが馬をテーマにした篆刻作品を完成させたところだった。小さなフレームの中に元宝を背負った駿馬の姿が配され、「馬上有銭(馬の上にお金がある)」という図案から、中国語で「すぐに」という意味の「馬上」とかけて、「すぐに裕福になる」という願いが込められているという。
春節(旧正月、2026年は2月17日)を控えて、竹製の小さな馬のキーホルダーや「馬上有福」(馬の上に福がある)という図案に「すぐに幸福になる」という願いを込めた木彫りグッズ、馬の絵が描かれた午年記念陶器カップなど、「馬モチーフ」グッズの人気が続いている。伝統文化を伝えながら、現代のトレンドを取り入れ、若者の嗜好と実用性を重視したグッズの数々は、春節の文化消費という新たなトレンドをけん引している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











