中国の大手コーヒーチェーン、瑞幸咖啡(ラッキンコーヒー)は2月8日、全国3万店舗目となる「原産地フラッグシップ店」を広東省深セン市龍崗区で開業しました。同社の店舗数は3万店を超え、中国では32の省級行政区、300以上の都市をカバーし、海外でもシンガポール、マレーシア、米国へと展開を広げています。

今回開業したフラッグシップ店は「グローバル原産地」をテーマに掲げ、規模拡大の次の段階として、品質、サプライチェーン、持続可能性を重視する同社の戦略転換を象徴する店舗です。瑞幸の黎輝董事長は開業式で、「インドネシアやブラジル、コロンビアなど世界各地の高品質なコーヒーを、産地そのままの味わいで消費者に届けたい」と述べ、単なる飲料提供を超えた世界の風味体験を目指す姿勢を強調しました。

店舗面積は420平方メートルで、上下2階構造となっています。壁面アートや産地マップ、体験型のテイスティング空間を通じて、コーヒー豆が産地から1杯の飲み物になるまでの過程を可視化し、ブランドのグローバル調達力を示しています。

瑞幸は近年、「飲むなら原産地」という理念の下、ブラジルやエチオピア、中国雲南省などのコーヒー産地に加え、インドネシアのココナッツ、広西チワン族自治区のジャスミン、湖北省・秭帰県のオレンジなど、原材料の専属供給基地を構築してきました。中国の巨大市場を背景に、産地とブランドが共存する新たなサプライチェーンの形成を進めています。

国内では都市部から地方まで高密度な出店を進め、コーヒー消費の裾野拡大に寄与しています。海外展開も着実に進み、瑞幸は中国発の世界的コーヒーブランド確立を目指しています。(提供/CRI)

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