2月17日は中国の春節で、15日から9日間の大型連休に入っています。中国中部の湖北省では、家族が集う時期にあたり、折からの寒波も重なって暖房用電力の需要が増加しており、同省孝感市応城にある世界初の300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所が15日夜7時、蓄電モードから放電モードへと切り替えられました。
応城は中国有数の井鉱塩の産地で、地下の塩穴溶腔の容量は4000万立方メートル以上に達します。かつては採掘後の塩穴の管理が大きな課題となっていましたが、地元政府はこれらの塩穴を活用して、その上に圧縮空気エネルギー貯蔵発電所を建設し、廃棄資源の有効利用を実現しました。この発電所は、2025年1月9日に全容量で送電網と接続し、単一発電ユニットの出力、エネルギー貯蔵規模、変換効率の3項目で世界記録を樹立しました。
発電所の主な役割は、電力需要の少ない時間帯に余剰電力を利用して空気を圧縮し、高圧密封施設内に貯蔵し、需要のピーク時に放出して発電することです。この発電所の年間設計発電量は5億キロワット時で、ひと晩の放電により約120万キロワット時の電力を供給できるとされており、孝感市の夜間ピーク時の電力需要を支えています。(提供/CRI)











