2026年2月15日、韓国メディア・韓国経済は「ソウルの主要な地下鉄駅には韓国語のみで書かれた案内表示しかなく、外国人利用客が目的地を探せず道に迷うケースが相次いでいる」と伝えた。
ソウル市によると、市民からの投書窓口としてインターネット上に設置している掲示板には外国人関連の問題が連日投稿されている。
投稿者は「各線の乗り場の方向が一目で分かる案内表示を目立つように設置する、床や壁に動線を表示するなどの方法で、情報不足問題を解決すべきだ」と提案。とりわけ仁川(インチョン)空港から空港鉄道直通のソウル駅など、大型ターミナルは乗り換えルートが枝分かれし、地上・地下が複合的に絡んだ構造になっているため、案内表示を目立たせる必要があるとしている。
改札口を誤り追加料金が発生したり、交通系ICカードの残高不足で通過できずゲート前で立ち止まったりしている外国人も少なくないという。駅員呼び出しボタンはあるが、言葉の壁のせいで駅員とのコミュニケーションがうまくいかないケースも発生している。
韓国観光公社によると、昨年韓国を訪れた外国人は1893万6562人で、前年比15.7%増加した。コロナ禍前の2019年と比較すると108.2%の水準に達する。訪韓外国人は増えているが、現場の案内システムが追い付いていないと、記事は評している。駅舎内には韓国語と英語だけでなく複数の主要言語を併記し、公共交通利用の基本情報を体系的に提供すべきだとの意見が出ているほか、QRコードを使った駅構内移動案内、外国人観光客が多く利用している地図アプリとの連携など、さまざまな手段の活用も提案されているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「基本的に英語、日本語、中国語の表示は必要だと思う」「中国語は基本にすべき」「仁川空港で交通カードを買って空港鉄道でソウル駅や弘大入口駅まで来たはいいが、地下鉄に乗り換えられえなくて困っている外国人は多い。改善が必要だね」「YouTubeで、駅から出られず1時間さまよって泣いてる外国人の動画を見たよ。これは深刻な問題だと思う」「地方から出てきた韓国人にもソウル駅は難しい。
一方、「観光に来るなら基本的な言葉や交通の利用方法は学んで来るべき」「AI時代なんだから、各自で翻訳を」「翻訳アプリを使おう」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)











