中国メディアの快科技は17日、中国の2025年の輸入車販売台数について「10年で最少、市場シェア縮小続く」とする記事を掲載した。

記事が税関総署のデータを引用して伝えたところによると、25年の完成車輸入台数は過去10年で最少となる47万6000台で、前年から32.4%減り、14年の143万台からは3分の1に減った。

17年以降の年平均下げ幅は約8%。

記事によると、超高級車ブランドの中でもポルシェ、フェラーリ、ベントレーは2桁の下げ幅を記録した。マセラティは業績不振により中国地区の責任者を2年で3回交代した。対照的に、レクサスは前年比2%微増の18万4100台と安定した。大幅な値下げに踏み切ったブランドもあり、マセラティのミドルサイズSUV「グレカーレ」などの値下げ幅は40%を超えた。

国産の高級新エネルギー車の台頭が目覚ましく、輸入車から市場シェアを奪い続けている。比亜迪(BYD)のハイエンドブランド、仰望(ヤンワン)の電動オフロードSUV「U8」は100万元(約2200万円)クラスの国産超高級車の中で販売台数トップに立った。華為技術(ファーウェイ)と江淮汽車(JAC)が共同で立ち上げた超高級車ブランド、尊界(MAEXTRO)の電動セダン「S800」は70万元(約1540万円)以上クラスで3カ月連続で販売台数トップを記録した。ファーウェイと賽力斯集団(セレスグループ)による問界(AITO)のプレミアム電動SUV「M9」は50万元(約1100万円)以上クラスで販売台数トップの座を保持した。

業界内では、26年の輸入車販売がさらに10%減少し、輸入車販売店は事業転換の圧力に直面することになるとの見通しもある。(翻訳・編集/柳川)

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