ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子スロープスタイルで銅メダルを獲得した村瀬心椛(むらせ・ここも)に中国のネットユーザーから同情の声が寄せられている。

18日に行われた決勝で、村瀬は85.80点で銅メダルを獲得したが、試合後のインタビューでは「金を目指した完璧なルーティンができて、優勝できたかなと思ったんですけど、思ったような点数が出ずに…」と涙ながらに話し、大技を決めたにもかかわらず得点が伸びなかったことに悔しさをにじませた。

村瀬はまた、「もっと修業しないといけないなと感じました」と殊勝に語り、「悔しい感じで終わってしまったので、次は必ず金金(金2個)取って、この悔しい思いを大会、オリンピックで、ぶつけてやろうと、そう思います」と話した。

このインタビューが中国のSNS・小紅書(RED)で紹介されると、ネットユーザーからは「得点が低く抑えられたように思う」「彼女は優勝か、少なくとも2位には入れていたと思う」「彼女の演技の難度と質を考えれば銅メダルにとどまるわけはない」「私も納得がいかない。ジャンプの部分は他の選手とまったくレベルが違った。レールのちょっとしたミスでこんなに低い点を付けるのは、空中技を重視する今の時代の流れに反する」といった声が上がった。

一方で、「3つのジャンプでは間違いなくトップだった。だけど、最初のレールで小さなミスがあった。今回のジャッジは男子の試合を見ても分かるように、ジャンプよりもレールの安定感を重視している。ジャッジがどこを重視するかはその時々によるので少し不運だったとかもしれないけど、この競技はそういうもの」との指摘も出ていた。

このほか、「彼女は本当に芯の強い女性だと思う。自分に求めるものがとてもとても高い」「これぞ選手の圧べき姿。中国の選手は銀や銅を取っただけで浮かれる」「引き続き努力して頑張って!」「ここもちゃん、頑張って。あなたは最高だよ」など、激励のコメントも寄せられている。

村瀬の得点をめぐっては、米国の元スノーボード選手トッド・リチャーズ氏も「最悪なジャッジ」と苦言を呈するなど、物議を醸していた。(翻訳・編集/北田)

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