2026年3月1日、中国のポータルサイト・捜狐に「新テニスの王子様」が残り6話で完結することを紹介した記事が掲載された。

記事は、「『テニスの王子様』は初代から続編『新テニスの王子様』へと受け継がれ、丸々一世代を伴走してきた作品である。しかしこのほど、原作者・許斐剛氏が『新テニスの王子様』は残り6話で完結すると発表した。この知らせに多くの古参ファンが大きな衝撃を受けた」と述べた。

その上で、「正直なところ、分身、幻覚、精神攻撃、果ては領域展開のような演出まで登場する『新テニスの王子様』は、近年ずっと『もはやテニスではなく超能力バトルだ』とネット上でやゆされてきた。それでも読者は、文句を言いながらも連載を追い続けてきた。なぜなら同作の本当の魅力は競技としてのリアリティーではなく、少年漫画特有の熱血感、そして作者が次にどんな奇想天外な展開を繰り出すのかという期待感があったからである」と論じた。

そして、「現在物語はU-17世界テニス選手権の決勝まで進んでおり、この試合の決着が物語の終点になると見られている。同作は1回の掲載で2~3話まとめて更新されることもあるため、正確な完結時期は確定していない」とし、「我々がよく主人公・越前(えちぜん)リョーマもまた最後の一戦を迎える。許斐氏は読者に向けて『彼等の勇姿を最後まで見届けて戴けると嬉しいです』と呼び掛けている。この言葉は言い換えれば『青春の終着駅を見逃すな』というメッセージだろう」と言及した。

また、「思えば、われわれは一つの漫画を追っていたつもりで、実は自分自身の成長をともに歩んでいたのではないだろうか。テレビの前でアニメを見ていた時代から、単行本を集め、グッズを買い、舞台版を追いかける日々まで。26年間にわたる『テニスの王子様』の歴史の中で、胸を熱くした試合、名前を覚えたライバルたち、叫んだ必殺技は、すでに記憶の中に深く刻まれている」と強調した。

その上で、「『テニスの王子様』が完結する。それは一つの時代の終わりのようにも聞こえる。しかし見方を変えれば、リョーマが試合を終えるのと同じく、私たちもあの青春の時間を歩み終えたということかもしれない。最終話が公開された時には、ぜひ真剣に読み、自分の青春に一区切りをつけてほしい」と結んだ。

なお、このニュースに中国のネットユーザーからは「ついに完結か…」「うぅ。終わらないでほしい」「あと6話で、俺の青春が終わる」「これから何を読めばいいの?」「私の楽しみがなくなっちゃうの?」「早いなぁ。本当に大好きで読んでたのに」「みんなで一緒にこの気持ちをかみしめよう」「気持ちは複雑だけど、リョーマの試合が見られればそれで良い」などと、惜しむ声や複雑な心境が寄せられている。(翻訳・編集/岩田)

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