中国当局による日本の企業への輸出規制措置について、「日本よりも中国の方がキツイ」との日本側の主張が中国のSNS上で話題になっている。

中国商務省は24日、日本の20の企業・団体を新たに輸出規制リストに追加し、軍民両用(デュアルユース)品の輸出を禁止すると発表した。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で150万超のフォロワーを持つブロガーは「日本の国内向けの宣伝:中国が日本にレアアースの輸出を禁止するのは自分で自分の首を絞める行為。日本以外にお前のところの製品を買う国はない」として、J-CASTニュースが26日付で取り上げた元衆議院議員の杉村太蔵氏の言葉を紹介した。

杉村氏はテレビ朝日系の「大下容子ワイド!スクランブル」にて、「(中国による輸出規制は)短期的には日本の経済にとってキツイかもしれないが、中長期的に見れば圧倒的に中国の方がキツイ」とし、その理由について、今回輸出規制リストに挙げられた企業が買うようなハイクオリティーの商品を買える企業は世界に多くないため、長期的には取引先を失う中国側にとってマイナスになるとの見方を示した。

中国のネットユーザーからは「こちらが『自分の首を自分で絞めている』のであれば、なぜそっちがうめき声をあげる?なぜそっちが焦っている?」「こっちが自分で自分の首を絞めてるんだったら、抗議してくるなよ(笑)」「日本人の『勝利学(※自分の方が勝っているという論理)』もまたとんでもないな」「またおかしなことを言い出した」「言わせておけ」「これは俺が聞いた中で一番笑える話だ」といった声が上がった。

また、「この話は論理的にどうなのか」「中国には山のような営業担当がいる。集まれば大火となり、散らばれば満天の星になる。売れないはずはないだろう」「売らないのは日本にだけ。お前たちの白人ご主人様たちが列をなして買いに来てるんだ」「これが日本の情報のエコーチェンバー(同じ意見ばかりが表示されるSNS空間では同じような情報ばかりを目にするため、結果的に異なる意見を知ることができなくなること)」「問題は、日本が生産しているものは中国でも生産できるということ。日本はレアアースがなければ何もできず、死を待つのみ」などと主張するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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