中国北部にある内蒙古自治区アラシャン盟の黄河沿いの地域を対象とした「砂漠化防止・太陽光発電」プロジェクトが2月28日、着工しました。国家重点プロジェクト「三北(東北、華北、西北地区)」防護林体系建設工事第6期計画における重要プロジェクトとして、本プロジェクトの本格始動はアラシャン盟が「第15次五カ年計画(2026~2030年)」の生態建設を正式に開始したことを意味します。

「三北」工事第6期計画の全体構想によると、アラシャン盟は2026年に砂漠化対策面積240万ムー(約16万ヘクタール)以上の達成を計画しており、15の重点プロジェクトを実施し、三大砂漠の砂防緑化地帯での作業をさらに強化し、植樹・草地帯の保存率を70%以上に維持する方針です。

本プロジェクトは、「第15次五カ年計画」生態建設の幕開けとなる事業として、「几」字型に大きく蛇行する黄河西岸のアラシャン盟区間において、「パネル上で発電、パネル下で砂漠固定、パネル間は草地化」という立体管理モデルを構築し、生態保護とエネルギー安全保障の協調的発展を実現していきます。

アラシャン盟林業・草原局の潘競軍副局長は、「生態保護、エネルギー開発、黄河環境の改善という三つの任務を深く融合させ、砂漠を固定する防護体系を強化・拡大すると同時に、大規模なクリーンエネルギー基地の構築を促進し、最終的に生態系の安全とエネルギー安全保障を共に実現していく」と述べました。

内蒙古自治区林業・草原局の武国慶副局長は、「『第15次五カ年計画』の終了までに、対策可能な砂漠化土地の管理率を68.48%に、森林・草原被覆率を51.04%に達成することを目標にしている」と語りました。(提供/CGTN Japanese)

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