中国の高速鉄道車内で2歳の子どもの歌声をめぐって乗客同士が殴り合いになる騒動があった。中国メディアの潮新聞などが2日付で報じた。

報道によると、騒動があったのは黒竜江省を走る高速鉄道の車内。乗客の2歳の子どもが歌を歌っていることに後方の座席の若い2人が不満を示した。2人と子どもの親が話し合ったものの、そのうちに口論に発展、後に双方が殴り合う事態になった。

双方は鉄道警察の仲裁の下で落ち着きを取り戻した。互いに同じ駅で下車する予定だったことから、警察はさらなるいさかいを防ぐために、列車が到着した後もしばらく双方に付き添い、駅に出迎えに来ていた親族に引き渡したという。

中国のネットユーザーからは「まだ2歳じゃないか。今の人間はイライラしすぎ」「2歳の子どもの歌が気になるか?」「現代人は沸点が低すぎる」「私も高速鉄道に乗った時に後ろの席の子どもが歌い出したことがある。その歌声を聞いているうちに眠っちゃった(笑)」「2歳の子どもの声すら嫌がるのは、ちょっとわがまますぎると思う。あなたたちはどうやって育ってきたの?社会に対する寛容さがまるでない」「子どもをいじめることしかしない。大人が大声で話をしたり、おばさんたちが金切り声でおしゃべりしていても誰も文句を言う勇気はない。なのに子どもが少し騒いだだけで怒り出す」といった声が上がった。

一方で、「何歳だろうがうるさいものはうるさい」「(擁護する意見に対し)あなたが気にならないからといって、ほかの人が気にならないということではない」「子どもがちょっとくらい元気なのは良い。

でも、歌はねえ。きっと大声で聞き苦しい声だったんだろうなあ」「車内も公共のスペースだ。プライベートな空間じゃない」「2歳でも親の言うことは理解できるし、静かにしなさいと言えばきっと静かにするはず。親はどういう育て方をしているのか。子どもは時と場所が分からなくても親は分かるのだから、静かにさせない親の問題」「怒りのポイントはいつも子どもではなく、子どもを放っておく親の態度」といった意見も出た。

このほか、「どっちも衝動的すぎるんだよ」と指摘する声や、「子連れ専用車を設置してくれ。双方のために」「子ども専用車両を作るべき。子どもたちは一緒に遊べるし、親も疲れないだろう」と提案する声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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