中国で2025年12月~2026年2月の氷雪シーズンにおける氷雪観光・レジャー利用者数は延べ3億6000万人に達し、関連収入は4500億元(約10兆3000億円)に上ると予測されています。うち、氷雪観光を主な目的とする旅行者は延べ2億2000万人と見込まれています。
需要と供給が同時に拡大し、「氷雪+」を軸とした新たな業態やビジネスモデルも相次いで登場しています。従来のスキー中心の体験型消費から、グルメや文化体験、ヘルスケアを組み合わせた多様な商品へと進化し、品質志向や個性化志向が鮮明になっています。
河北省張家口市崇礼区では、2025年10月12日から2026年3月30日までのスキー民宿の予約件数が前年同期比6割増となり、そのうち約5分の1を7泊以上の連泊型滞在が占めています。氷雪観光が短期レジャーから滞在型リゾートへと転換していることがうかがえます。消費の重点も交通・宿泊といった基本支出から、娯楽や文化創意グッズなど付加価値分野へと広がっています。
また、氷雪をテーマとする屋内型施設への投資が活発化しています。一方、屋外型の目的地では地域文化を生かした差別化戦略が進んでいます。
交通インフラの整備や、スキー用品の持ち込みサービスの拡充、デジタル技術を活用したスマートゲレンデ管理など、受け入れ体制の高度化も進んでいます。資源依存型からサービス・技術主導型へと転換する中、氷雪観光は中国のサービス消費をけん引する新たな成長分野として注目されています。(提供/CGTN Japanese)











