中国では春節(旧正月、今年は2月17日)期間、老舗の打ち出す春節向け商品が人気を集めた。伝統を守ってきた老舗は今やトレンドの波に乗り、若者をはじめとしたより多くの消費者を獲得しようとしている。
湖北省武漢市の老舗菓子店・曹祥泰では、緑豆を使った菓子「緑豆糕」を数十年にわたり職人として作り続けてきた創業者のマスコットが登場。バッグにぶら下げることができ、軽く押せば武漢の方言で気の利いた口上も述べる。
武漢曹祥泰食品の李均権(リー・ジュンチュエン)ブランドマーケティングマネージャーは、「どの店舗でもマスコットは1週間ほどで売り切れてしまった。今後さらに4種類を追加する予定で、グッズという形を通じて、老舗の魅力を若者にアピールしたい」と話した。
今年の春節には、老舗の打ち出すさまざまな春節向け商品がマーケットや商業圏、文化スペースなどに登場し、春節ムードを構成する重要な要素になった。四川省成都市では老舗飲食企業が都市部の公園や暮らしのコミュニティーなどでの事業展開を強化したほか、工夫を凝らした新メニューを通じて消費者を呼び込んだ。同市双流区にある棠湖公園はハナカイドウが満開シーズンを迎えており、公園に出店した同企業はハナカイドウをモチーフにしたさまざまなスイーツを売り出した。
中国商務部によると、全国には「中華老字号」の認証を受けた老舗の商標・ブランドが1450あり、平均存続期間は145年を上回り、こうした老舗が擁する各種無形文化遺産は1200件を超える。記憶を受け継いできた老舗の看板は今、絶えず新たな活力を放つようになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











