「世界のスーパーマーケット」と称される中国南東部の浙江省義烏市では、人工知能(AI)を搭載した玩具が輸出の新たな主力商品になっています。音声対話などのスマート機能を備えた「おしゃべり玩具」は海外市場での販売数と単価のいずれもが急伸しており、義烏の輸出成長をけん引する新たな「エンジン」になりました。

義烏グローバルデジタルトレードセンターの玩具販売業者によると、2025年に入ってから、欧米や東南アジアを中心に、AI搭載のパートナー型(ふれあい型)玩具への需要が顕著に拡大しました。従来のぬいぐるみなどと比べ、こうした「スマート玩具」の平均注文単価は60%~70%上昇しており、付加価値と受注の安定性が大きく向上しています。

地元業者の李軍氏は、「昨年末からAI製品を見に来るバイヤーが急増しています。売れ行きはこれまでの3から4倍になり、多い月では500から600個を出荷しています」と説明しました。

義烏税関の統計によると、2025年の同市の玩具類の輸出額は前年比20.1%増の256億3000万元(約5800億円)に達しました。(提供/CGTN Japanese)

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