2026年3月9日、台湾メディアの工商時報は、中国が独自開発を進める新型高速鉄道車両「CR450」が世界最速の商用運転を目指し、最速で2027年にも営業運転を開始する見込みだと報じた。
記事は、CR450が「復興号」シリーズの最新モデルであり、営業運転が実現すれば世界初となる時速400キロでの高速鉄道営業路線が誕生すると紹介した。
そして、現在、量産・投入前に必要な計60万キロの運用試験を滬渝蓉(上海・重慶・成都)高速鉄道上で実施しており、25年2月の開始からすでに約30万キロを完了し、今年中に試験を終える見通しだとしたほか、昨年には単独走行で時速453キロを記録したとも伝えている。
その上で、時速400キロでの商業運転を実現するには車両性能だけでなく路線側の設計対応も不可欠だと指摘。中国の「八縦八横」高速鉄道計画の一部である成渝中線(成都~重慶間)は、時速400キロへの速度向上を見越した設計がすでに施されており、21年の着工以来、主要な路線建設が順次完了していると報じた。
記事は、成渝中線が27年の開業を計画しており、開業と同時にCR450が投入されれば、成都から重慶までの所要時間が現在の1時間から約50分に短縮されると紹介した。
一方で、既存の高速鉄道路線では時速400キロ運行に対応するためには改良が必要であり、当面は成渝中線が唯一の対応路線となる見込みだとも伝えている。(編集・翻訳/川尻)











