2026年3月8日、韓国・マネートゥデイによると、映画「王と生きる男(原題)」が観客動員数1000万人を突破する大ヒットを記録し、舞台となった江原道・寧越の観光需要が急騰しているが、各所から批判の声が相次いでいる。
観光業界と寧越郡によると、映画のヒット以降、同郡を訪れる観光客は大幅に増加した。
清泠浦は川に囲まれており、訪れるには船を利用する必要がある。観光客の急増により、現在は2~3時間以上の待ち時間が発生している。一度に大勢の人が押し寄せたため、安全管理のため渡し船のチケット販売を早期に締め切ることもあったという。道と郡は船の特別安全点検の実施を決めた。
また、駐車場や飲食店の不足が混乱を招き、郡に苦情が殺到した。郡関係者は「映画のヒットと連休の影響で予想以上に観光客が増えた」「環境改善に努めているが、船の増便などには限界がある」と話す。
観光業界は、寧越の事例が「地方の観光競争力のなさを象徴するケース」だと指摘する。観光客が増えても、これを受け入れる力やインフラが不足しているため一時的なブームに終わり、長期的な滞在型観光につながらないとしている。
寧越以外にも、100万人以上が訪れる「ヤマメ祭り」の江原道・華川、昨年「のりまき祭り」に18万人が訪れた慶尚北道・金泉、軍港祭が有名な慶尚南道・鎮海などがオーバーツーリズム問題を抱えている。交通の便の悪さ、宿泊施設不足、ぼったくり料金などの被害が相次ぎ、かえって否定的なイメージが広がっている。
業界は「今年は地方の観光需要の増加が期待されるだけに、先手を打ってインフラ造成に着手すべきだ」と指摘している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「何か話題になるとすぐ飛びつく」「人があまり来ない田舎の町で、地元の人たちの暮らしに合った施設が造られているのに、獣の群れみたいに外から押し寄せた連中が苦情を言うって何なんだ」「こんなに大勢の観光客が来るような場所じゃなかったのに、どうしろというのか。新しい施設を造って、急に客足が途絶えたらどうやって維持補修するんだよ」「ブームに乗ったらブームが終わったその時、誰が責任を負うのか」「日頃から関心を寄せればいいのに」「2カ月もすれば誰も行かなくなる」「韓国人の鍋根性(熱しやすく冷めやすい)」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











