世界知的所有権機関(WIPO)が3月7日に発表したデータによると、2025年に中国が提出した国際特許出願件数は7万3718件となり、前年から5.3%増加して世界最多となりました。中国は国際特許出願制度である「特許協力条約(PCT)」を通じた出願件数で、引き続き世界トップの地位を維持しました。

国別では、中国に続いて米国が5万2617件、日本が4万7922件、韓国が2万5016件、ドイツが1万6441件の順となりました。中国の出願件数は主要国を上回っており、技術分野での存在感の高まりがうかがえます。

企業別では、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が7523件の国際特許を出願し、出願人ランキングで首位となりました。同社は2017年以降、継続して世界最多の出願企業となっています。

また、国際意匠(デザイン)出願でも中国は5911件を提出し、前年比21.4%増と大きく伸びました。出願件数はドイツ、米国、スイス、イタリアを上回り、この分野でも世界首位となりました。

WIPOのダレン・タン事務局長は、国際特許出願、とりわけデジタル通信や半導体分野の出願は、デジタル技術が世界のイノベーション構造を継続的に変化させていることを示していると指摘しました。また、人工知能(AI)は新たな成長エンジンとして、イノベーションのあり方を今後ますます変えていくとの見方を示しました。(提供/CGTN Japanese)

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