2026年3月13日、中国のポータルサイト・捜狐に「『呪術廻戦』続編で回収されなかった2つの伏線」と題した記事が掲載された。

記事は、「数日前、9カ月にわたって連載されてきた『呪術廻戦』の続編漫画がついに完結した。

多くの読者は円満な結末を期待していたが、作品は完結したにもかかわらず、物語には大量の未回収の伏線が残されたままとなり、ネット上では作者の芥見下々氏に対し、あまりにもいい加減だと不満の声が上がっている。特に次の2つの伏線が回収されなかったことは、多くの読者も納得できないと感じているようだ」と指摘した。

1つ目は乙骨憂太(おっこつゆうた)の息子であり、続編の主人公である真剣(つるぎ)の父親・伊織(いおり)の行方についてで、記事は「妹の憂花(ゆうか)が生まれた後、伊織は突如として謎の失踪を遂げた。さらに気になるのは、失踪する前夜に彼が虎杖悠仁(いたどりゆうじ)と密かに会っていたことである。2人の会話の内容は明かされておらず、さまざまな描写から、彼の失踪が虎杖と深く関係していることが示唆されている」とした。

そして、「多くの読者は伊織が登場した当初から大きな期待を抱いていた。彼の背景には物語を動かす重大な展開が隠されているのではないか、あるいは憂太と禪院真希(ぜんいんまき)夫妻の過去や、五条(ごじょう)家の秘密にまで関わるのではないかと考えられていたからだ。というのも、彼は憂太の一人息子であり、呪術界のさまざまな因縁を背負った人物だからである」と説明した。

記事は、「漫画が完結するまで、芥見氏がこの件について明確な説明を一切示さないとは誰が予想しただろうか。伊織がなぜ失踪したのかも語られず、彼と虎杖がどのような約束を交わし、どのような深い関係を持っていたのかも説明されないまま、結局この伏線は未回収のまま放置されてしまったのである」と批判した。

2つ目は、続編漫画における前作の主人公たちの扱いについてで、記事は「物語には虎杖と釘崎野薔薇(くぎさいのばら)が登場しており、出番は多くないものの、長年のファンにとっては懐かしさを感じさせる存在となった。しかし、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)だけは最後まで登場しなかった。

虎杖と釘崎の雑談の中で数回名前が触れられる程度であり、彼の状況についてはほとんど語られていない」と述べた。

また、「伏黒はすでに死亡しているのか。もし死亡しているのなら、それは新宿決戦の直後なのか、あるいはその後の呪術をめぐる争いの中で命を落としたのか。また、彼に子孫が存在するのかどうかも含め、続編ではこれらについて一切言及されず、伏黒を好む多くのファンを失望させる結果となった」と言及した。

記事は、「以前から、続編に登場する宮國千陽(みやぐにちはる)という女性が伏黒の子孫ではないかという推測もあった。しかしこの説についても、物語が完結するまで何の裏付けも示されず、また一つの未解決の謎となった。将来、芥見氏がこれらの『忘れられた伏線』を思い出すことがあるのかどうかは分からない。もし新たに作品を描き、これらの問題を詳しく描いてくれるなら理想的である」と論じた。

そして、「例えば物語の時系列を新宿決戦後の68年間を舞台に設定すれば、続編の物語にも自然に接続できるだけでなく、伏黒の最終的な結末や伊織失踪の真相も補完することができるだろう。そうなればファンの心残りも解消され、『呪術廻戦』の世界観もより完成されたものになり、まさに一石二鳥である。芥見氏がファンの声に耳を傾けてくれることを願うばかりである」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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