中国中部の河南省鄭州市は、全国の三大マイクロドラマ撮影拠点の一つであり、マイクロドラマの市場規模は現時点で90億元(約2070億円)を超えています。マイクロドラマの撮影現場が一般の観光客にも開放されたことに伴い、文化・観光消費に新しい風が吹き始めています。

同市の映像制作基地には、約100の撮影用実景セットが整備され、現代の都市や時代劇用のセット、地下鉄駅や病院などの施設を原寸大で復元した実景セットが勢ぞろいしています。例えば恋愛ドラマの場合、男女主人公の恋愛から結婚、出産まで、すべてのシーンをここで撮影できます。

鄭州大志映像制作基地の責任者である趙建亭さんによると、同基地は昨年5月の運営開始以来、これまでに約2000余りの撮影チームを受け入れたとのことです。

鄭州市では、マイクロドラマ関連の従事者が目下4万人を超え、撮影基地は31カ所に達しています。マイクロドラマ産業の発展を後押しするため、同市では2024年から優秀作品に対して最大30万元(約690万円)の奨励金を出す支援策を実施しています。マイクロドラマ産業はまた、観光消費の促進にもつながり、多くの観光客が撮影現場の見学や体験に訪れています。

趙さんの紹介によると、近い将来、観光客向けのマイクロドラマ撮影体験サービスが本格的に展開される予定とのことです。観光客は単なる見学者ではなく、マイクロドラマの登場人物として実際に撮影に参加し、最終的に配信できる完成品を仕上げる仕組みを実現します。(提供/CGTN Japanese)

編集部おすすめ