中国のSNS・小紅書(RED)に、「福岡を旅行中に日本のおじさんにお金を渡された」との投稿があり、反響を呼んだ。

京都在住だという投稿者の女性は、引っ越したばかりの友人に会うため福岡に向かった。

地元の人に勧められた屋台で食事をしていると、隣に日本人のおじさん2人がやってきた。女性らが中国語で話しているのを聞いて、おじさんたちは「中国人かな」などと話し合い、しばらくしてから英語で“Where are you from?”と尋ねてきた。

女性らが日本語を話せることを知ると相手は驚き、突然「高市早苗首相についてどう思う?」と聞いてきた。女性らは「もし本音を聞きたいなら正直に言いますけど…」と反応すると、おじさんは「自分もあまり良くないと思っている。世界が平和であってほしい」と話したという。

おじさんらは水産関係の仕事をしていて、女性が福岡でおすすめのおいしいものを聞くと、熱心にいろいろと紹介してくれた。「個人的なおすすめ」として、福岡名物ではないパンケーキの店も教えてくれたそうだ。

おじさんらは2杯だけ飲んで席を立ったが、会計を終えると突然、女性らに2000円を渡してきた。女性は「あまりに驚いてしばらく断っていたけど、お正月に親戚からお年玉を渡されるような感じで断り切れず、結局、感謝を伝えて受け取った」と説明し、実際に受け取った1000円札2枚と、屋台の料理などの写真を複数枚アップした。

おじさんらが帰った後、屋台の店員に「これは福岡の文化ですか?福岡の人はみんなこんな感じなんですか?」と聞いてみると、店員は笑いながら「みんながそうというわけではないけど、福岡の人ならこういうことも普通にありますよ」と答えたという。

中国のネットユーザーからは「私も日本のおばあさんからお金と手紙を受け取ったことがある。しかも、相手は私が中国人だって分かってた。

真心にとても感動した」「私は京都で日本のおじさんに食べ物をご馳走になったことがあるよ」「私はお金をもらったことはないけど、大阪の店であるおばあさんが『使い切れないから』って3000円分の割引券をくれた。本当にうれしくてお礼にケーキを買って渡した」「奈良で雨に降られて、傘を買おうと店に入ったらそこには売ってなかった。そしたら店のおじさんが自分の傘を安く譲ってくれた。とても質の良い傘で『使い古しで申し訳ないけど』って。奥さんは私たちにお茶を入れてくれた」「やっぱり民間交流は大事だね」「日本だって全員が悪人じゃないし、中国だって全員が善人というわけじゃない」「一般庶民は戦争を左右できないけど、実は多くの人は平和を願っているんだ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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