2026年3月17日、韓国・イーデイリーによると、アリエクスプレス、テム、シーインといった中国ECに続き、中国の飲食ブランドが韓国市場への攻勢を本格化している。

記事は「中国本土の内需成長が鈍るなか、韓国を海外市場進出の戦略的な拠点とする狙い」だと指摘している。

韓国の消費者は中国式の鶏のから揚げ(乾烹鶏)、麻辣湯、鍋包肉といったメニューへの抵抗感が少ないうえ、韓中間のビザ免除入国政策により中国製品に接する機会も増えている。

金融監督院によると、14年に韓国に進出した中国最大規模の火鍋チェーン「海底撈火鍋」の韓国内の売上高は22年の413億ウォン(約44億円)から24年には781億ウォンに拡大した。2年間でほぼ2倍に増えたことになる。現在、全国に11店舗があり、昨年の売上高は1000億ウォンに迫るという。行列のできる人気店で、待ち時間は短くて3時間、長居と6~7時間ということもあるという。

麻辣湯チェーン「湯火功夫」を展開する湯火功夫コリアは、24年の売上高が前年比21.5%急増の222億ウォンを記録した。店舗数も22年の327店舗から24年は494店舗に増えている。

この他にも魚料理の「半天妖烤魚」、ティードリンクチェーン「喜茶(HEYTEA)」「茶百道(ChaPanda)などが人気で、「覇王茶姫(CHAGEE)」も上半期に1号店オープンを控えている。10代から20~30代の若者の間で「Cフードブーム」が広がり、特にソウル・江南(カンナム)一帯は中国チェーンの店が集まっており、本場の味の聖地となっているという。

中国外食ブランドの進出で、業界は競争が激化する見通しだ。専門家は「これまで低価格・低品質というイメージのため敬遠されてきた中国F&Bブランドが、洗練された知的財産(IP)コンテンツと高コスパ戦略で韓国の消費者を攻略している。資本力とサプライチェーンを備える中国ブランドの韓国進出は今後、さらに本格化するだろう」とコメントしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いくらもらってこの記事を書いた?」「中国の広告か」「中国料理の話なんて聞いてないし、知りたくもない」「いくら人気でも中国のチェーン店はちょっとな…」「中国人の悪口を言いながら麻辣湯や火鍋、TikTokは大好きな世代」「大韓人民共和国化が進んでいる」など、冷ややかな反応が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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