中国東部の山東省威海市で先ごろ、ある市民の家族が突発的な心筋梗塞を発症しました。中国の全国統一救急通報電話番号120番に電話し、指示通りにAED(自動体外式除細動器)を探していたところ、近くに停まっていた車にAEDのマークが貼ってあるのを見つけ、慌てて窓を破ってAEDを取り出し、患者に救命措置を施しました。
車の所有者の李さんが車載するAEDは今年2月に購入したもので、約3万元(約69万円)かかったと述べました。「車載AEDを使用するため、車の窓を破り人命救助」というショートビデオを見たことをきっかけに、突発的な状況に備えるため、車内にAEDを搭載することを思い立ったとのことです。
李さんは翌日、救助された人の家族から再び感謝の電話があり、車のガラス修理費用を負担するとの申し出がありました。これに対して李さんは丁重に断り、修理費用は自分自身で負担すると述べました。
中国では近年、李さんのように自費で車内にAEDを設置し、窓に「車内にAED設置、緊急時には窓を破ること」と書かれた表示を貼るオーナーが増えています。資料によると、AEDは医者でなくても使用できる心停止患者の救急用携帯型医療機器で、救命の鍵となる「4分のゴールデンタイム」内にこの機器を使い、患者に対し除細動や心肺蘇生を実施することで、突然死を効果的に阻止できるものです。(提供/CGTN Japanese)











