中国のポータルサイト・捜狐に19日、卓球のWTTチャンピオンズ重慶で張本智和(22)を破った温瑞博(ウェン・ルイボー)(19)が中国男子のナンバー2になる可能性があるとの論評記事が掲載された。

同大会男子シングルス準決勝で、世界ランキング27位(当時)の温が同5位(当時)の張本に4-2で勝利した。

決勝ではフランスのフェリックス・ルブランに敗れたものの準優勝し、大会後に発表された最新の世界ランキングは17位まで浮上した。

記事は、張本との試合について「下馬評では不利だった温が予想を上回るパフォーマンスを見せた。彼の力強いプレーは多くのネットユーザーやファンに驚きをもたらし、コーチ陣も胸をなで下ろした」と総評。温について「身長1メートル86センチでリーチが長く、フットワークも軽快で守備範囲が広い。フォア、バックともに攻撃力が高く、戦術の使い方も合理的で、メンタルも安定しており、大物の風格を備えている」と高く評価した。

<卓球>張本智和を破った19歳、中国男子ナンバー2になる可能性―中国メディア
温瑞博

その上で、同大会の男子シングルスには中国から7人の選手が出場していたものの、準決勝まで勝ち上がったのは温だけだったことに言及。「ご存じの通り、現在の中国男子チームは大きな困難に直面しており、新エースとされる王楚欽(ワン・チューチン)でさえ松島輝空に敗れ、ベテランの梁靖崑(リアン・ジンクン)もドイツの名手チウ・ダンに敗れた」とした。

そして、「客観的に見て、現時点の中国男子チームには完全に安心して任せられる選手がまだいない。(世界ランキング1位の)王はパフォーマンスがやや不安定で、大舞台での経験をさらに積む必要がある」としたほか、「現在、中国男子ナンバー2とされる林詩棟(リン・シードン)はフォアの攻撃力がやや弱く、台上の細かい技術も強化が必要。また、受け身になりがちという癖があり、2026年に入ってからすでに対外試合で5敗している」と指摘した。

記事は、「温は林と比べて年齢が若く、技術的にもバランスが取れており、身長も高い」とし、「大舞台での経験を積み、重点的な育成を受ければ、林に代わって中国男子チームのナンバー2に成長する可能性は大いにある」と論じた。(翻訳・編集/北田)

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