中国東部の山東省済南市黄崗路にある黄河トンネルの上層車道スラブ(床板)の施工が3月17日、全面的に完工し、世界最大直径の水中シールドトンネルとして上下二層の貫通を実現しました。

このトンネルは、中国初の黄河を横断する単洞二層構造のシールドトンネルです。

全長は約5.75キロで、うちシールド工法により掘削された区間は約3.3キロに達し、掘削直径17.5メートルのシールドマシンで施工されました。トンネルは上下層合わせて6車線が設けられ、設計速度は時速60キロで、トンネル2本分の交通機能を果たすことができます。トンネルの一層の高さは4.2メートルで、バス、消防車、管理車両、救急車などの通行需要を満たすことができます。

トンネルの上層車道スラブの施工は現場打ちコンクリート構造で、1ブロック当たりの横方向の幅は13メートル、厚さは0.7メートルであり、施工量が大きく工法が複雑で、コンクリート打設総量が3万立方メートルを超え、施工難易度は同種工事のトップクラスです。完成後、黄河両岸間の通行所要時間は、従来の40分から4分へと大幅に短縮されます。(提供/CGTN Japanese)

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