2026年3月19日、中国メディア・紅星新聞は、韓国の人気アイドルグループ防弾少年団(BTS)のソウル公演を控え、李在明(イ・ジェミョン)大統領が外国人観光客激増への対応を関係部門に指示したと報じた。

記事は、韓国の聯合ニュースや亜洲日報などの報道を引用し、21日にソウル光化門広場で開催されるBTSの復帰公演に最大約26万人の観客が来場する見込みだと紹介した。

そして、李大統領が19日に青瓦台(大統領府)で主宰した会議で、「週末のBTS公演により外国人観光客が短期間で激増し、仁川空港の入国ロビーが非常に混雑する可能性がある」として、混乱を最小限に抑えるための積極的な措置を求めたと伝えた。

また、李大統領が関係部門に対し必要な人員と設備を集中的かつ迅速に投入するよう指示し、「入国ロビーの様子が外国人に与えるその国の第一印象を左右する」と強調したことを報じた。

記事は今回の公演について、BTSが約3年9カ月ぶりに全メンバーがそろう「完全体」で復帰する大型イベントで、韓国では国家レベルの影響力を持つ文化活動と位置付けられていると解説。韓国政府はすでに全面的な安全管理態勢を敷いており、光化門や明洞(ミョンドン)一帯の商店やホテルでは休業や営業時間短縮、警備員の増派などの対応が予定されていると伝えた。

その上で、業界関係者の話として、公演に関連する観光消費が約1兆ウォン(約1000億円)に上る間接経済効果をもたらすと期待されており、準備段階から格別の慎重さをもって対応が進められているとした。(編集・翻訳/川尻)

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