中国で銅製の文創(文化クリエーティブ)製品を手がける杭州銅師傅文創集団が香港証券取引所のメインボード上場に向けた聴聞を通過しました。関羽、財神、孫悟空、ひょうたんといった伝統文化をモチーフにした銅製置物を主力とし、年間売上高は約5億元(約115億7000万円)規模に達しています。
同社は中国の銅製文創市場で約35%のシェアを占め、売上高は2022年の5億300万元(約116億4000万円)から2024年には5億7100万元(約132億1000万円)へと着実に拡大しました。
また、主力の銅製品に加え、銀製品や金製品、プラスチック製品など新たな分野への展開も進めています。特に若年層を意識したブランドの立ち上げや、映画・文化施設とのIP提携を通じて商品ラインアップを拡充しており、顧客層の拡大に向けた取り組みが加速しています。
銅製文創市場は独自性の高い分野であり、文化的価値と収集性を兼ね備えた商品には一定の需要が存在するとみられます。こうした中、銅師傅は独自のポジションを確立する一方、主力事業が銅製品に大きく依存していることや、顧客層が比較的限定されている点などが今後の成長に向けた課題とされています。上場を機に、ブランド力と商品開発力をさらに高めるとともに、新たな分野や顧客層の開拓を進め、持続的な成長を実現できるかが注目されます。(提供/CGTN Japanese)











